宇宙葬映画「勇気ある旅立ち」
銀河ステージの宇宙葬にインスパイアされて作られた短編映画が話題を呼んでいます。
マーク・ブキャナン監督・脚本の「勇気ある旅立ち」(Boldly Gone)という英国の作品です。
亡くなった父親の遺骨を手製のロケットで宇宙へ打ち上げようと野原で実験を繰り返す兄弟のお話。
宇宙葬は成功するのでしょうか?
主演は「ハリー・ポッター」シリーズのオリバー・ウッド役でお馴染みのショーン・ビガースタッフ、「ミケランジェロ・プロジェクト」のディミトリ・レオニダス、そして「25世紀の宇宙戦士キャプテン・ロジャース」で主人公バック・ロジャースを演じたギル・ジェラードがゲスト出演しています。
タイトルの“Boldly Gone”は「スタートレック」のカーク船長の決めセリフ“To Boldly go”(勇気を出して行こう)から。
こちらからご覧ください。
地球で働く宇宙人たち
「宇宙人は何千年も前から地球を訪れており、我々の科学技術の進歩は宇宙人の恩恵によるものだ」
カルガリー大学の講演会で、そう発言したのはカナダ国防相を1963年~67年の間務めたポール・ヘリヤー氏。
氏は、さらにこう述べています。
「宇宙人は何千年も前から地球を訪れており、人類に失望している」
「一部の宇宙人を除き、ほとんどの宇宙人は人類に対し慈悲深いが、人類はあまりにも長い間、戦争に高額な軍事費をかけ、慈悲の心を忘れてきた。我々人類は核兵器を発明したが、宇宙で再び原爆を使用することがあれば、人類のみならず宇宙全体にも影響を及ぼすことになる」
ヘリヤー元国防大臣によると、地球を訪れている宇宙人は4種類。
①トール・ホワイト (長身で白人に似ている)
②ショート・グレイ (身長150cm位 頭でっかち)
③北欧人のような外見の金色の髪の宇宙人
あとの一種については触れていません。
レーガン元大統領の
「私は大統領になるために必要な2つの資質を兼ね備えている。第一に抜群の記憶力、第二に……えっと何だっけ?」
という発言を思い出させますね。
いずれにせよ、戦争や核兵器がなくなれば宇宙人が友好的にコンタクトするという主張は興味深いです。
宇宙巨人現る!
関西が生んだ天才コピーライター中島らもさんの身長は169cm。
憧れの170cmに向けて、あと1cmの身長が欲しいという悲願を持ち続けていたそうです。
石原慎太郎氏は27歳まで身長が伸び続けたそうですが、一般には成長期が終わりと共に身長の伸びも止まるとされています。
ところで、先日、宇宙空間連続滞在340日、通算滞在日数520日を終えて無事地上に降り立ったスコット・ケリーさんは、双子の弟マーク・ケリーさんと比較して、なんと身長が5cmも高くなっていたそうです。
これは、無重力環境では脊髄の椎間板(軟骨)が伸びるからだそうで、ひとつの椎間板あたり、約1ミリ伸びると言われます。
「宇宙空間で手に入れる高身長!」
らもさんが生きていたら170cmの身長を手に入れる秘訣として教えてあげたかったところです。
もっとも、伸びるのは座高だけのようですが…
宇宙で巨大化したケリー氏
冥王星からこんにちは!
島田陽子さんと行く ウィーンへの旅(訂正あり)
私はエンタープライズ号の乗組員
「私は宇宙船エンタープライズ号の 退役隊員です」
そう話し始めたのは「スタートレック」シリーズでミスター・ヒカル・スールーを演じたジョージ・タケイ氏です。
「私は巨大な宇宙船で 汪洋たる宇宙を飛び回りました 。この宇宙の旅を共にした クルーはというと 、多種多様な人種 文化 、そして背景を有する 世界各国から集まった 人員で構成されていました 。我々の使命は 、まだ見ぬ新たな世界や 新たな生命体 文明を探し求めて、 人類未開の宇宙を 大胆に突き進む ことでした」
この後、タケイ氏はアメリカ移民としての戦争体験、収容所での苦労を伝えながら、アメリカの民主主義の素晴らしさと、3ヶ月の膠着状態が続いたゴシック・ラインの戦いをわずか32分で打開した日系米人の第442連隊こそ我がヒーローであると締めくくります。
ミスター・スールーを演じながら、自らを宇宙時代の442連隊に置き換えて冒険に飛び込んでいたことでしょう。
「スタートレック」のプロデューサー ジーン・ロッデンベリーと、スコッティ機関長を演じたジェームス・ドゥーアン氏の魂は、それぞれ1997年ファウンダーズ・フライトと2012年ニュー・フロンティア・フライトという宇宙葬ロケットで旅立ちました。
二人が、タケイ氏の勇気ある発言を、大宇宙で喜んで聞いている姿が目に浮かぶようです。
この春には、人工衛星葬ヘリテージ・フライトの打ち上げが行われる予定です。
現在も、銀河ステージでは申し込みを受け付けています。
宇宙飛行士と交信しよう!
日本で11番目の宇宙飛行士に選ばれた民間航空機パイロット大西卓哉さん(40)が、今年6月から4ヶ月間 宇宙ステーション(ISS)に滞在することになります。
JAXAではこの期間に大西飛行士とリアルタイムで交信するイベントを企画しています。
NASAテレビを通じて、一件につき10~20分程度の交信を3~5件程度募集中です。
募集期間は3月22日(火)12時まで。
詳しい内容はこちらをどうぞ。
JAXA | 大西宇宙飛行士の宇宙滞在におけるリアルタイム交信イベント企画の募集について
あなたなら、宇宙ステーションにいる大西さんにどんなことを訊いてみたいですか?
宇宙をグッと身近に感じるイベントですね。
「なんでも訊いてくださいね」