宇宙で農業?

航空宇宙企業のSpaceXが求人ページで「Farmer(農夫)」を募集しています。

ということは、農業者として開墾するのは月か、火星か、それとも宇宙ステーション?

必須条件は、農業機器の修理及び予防保守の経験。

一体、何処をどう耕す人を募集してるのかと言うと…

 

一機のロケットを打ち上げるにはご覧のように膨大な土地が必要です。


Celestis Conestoga Flight Launch - YouTube

これは今年の10月、スペースポート・アメリカで打ち上げられたコネストーガ・フライトの様子です。( 銀河ステージ ─ スペースメモリアル参照)

 

打ち上げの際の騒音、爆風、失敗の時のリスクなどを考えると、周囲の広大な土地には人家はもちろん、施設や建物も建造出来ません。

「これだけの空地を有効利用出来ないか」

と考えた末、ここを農地にする案が具体化したようです。

幸い、スペースX社のファルコン・ロケットの燃料は炭化水素混合油ですから、排気されるのは植物には無害な水と二酸化炭素、作物は安全なのです。

「宇宙ブランド」のトウモロコシやレタスがで売り出される日も近いかも知れませんね。