宇宙飛行士 危機一髪!
史上初めて宇宙遊泳を楽しんだ飛行士の名前は、アレクセイ・レオーノフさん。
宇宙服を着こんでボスホート2号を飛び出したのですが、遊泳している最中に服の中の気圧が膨張しエアロックを通って機内に戻ることが出来なくなったのです。
つまり、膨らみすぎたわけですね。
与圧バルブで空気を抜いて、何とか船内に帰還。
地球に帰ろうとすると、ボスホート内の酸素濃度が上昇しすぎて今度は爆発の危機が訪れます。
なんとか大気圏に突入したところルートを大きく外れ、着陸したのは極寒のシベリアの森林。
腹をすかせた熊や狼が周囲をうろついていました。
危機また危機を乗り越えたレオーノフさんの名は、「2001年宇宙の旅」の続編「2010年」ではソビエト連邦の宇宙船の名前に使われて敬意を表されています。
「一時はどうなることかと思いましたよ」