現れた火星人たち
地球に一番近い惑星 火星には昔から人類は夢を馳せて来ました。
19世紀の終わりにはH・G・ウェルズが小説「宇宙戦争」でタコのような火星人を想像しました。
重力が地球より小さいので足が細く、空気が希薄なので呼吸器が大きく消化器はその分退化しており直接生物の血液を吸収して同化するという想定。
それに対し、フレドリック・ブラウンの「火星人ゴーホーム」では、緑の小人型火星人が登場します。
同じ緑でも、エドガー・ライス・バローズの「火星のプリンセス」の火星人は身長3メートルの巨大緑色人。
剣やライフルで武装しています。
「火星のプリンセス」では地球人タイプの火星人も登場しますが、体の色は赤みがかっています。赤い星の保護色ということでしょうか。
主人公ジョン・カーターの魂は地球で肉体が死んだ後宇宙へ飛び立ち、火星に着陸して大活躍、王国の大元帥に出世して美しい王女と結ばれる…
宇宙葬第一号のヒーローですね。