宇宙から来たタコ
今日はタコの日だそうです。
タコと言えば、H・G・ウェルズが「宇宙戦争」を発表して以来、タコ型の火星人が定番になりました。
発達した脳、弱い重力に対応する触手、火星の環境に応じて進化した宇宙人にぴったりな容姿だと考えたのです。
地球上のタコも、実は不思議な生き物です。
2017年4月、イスラエルでの研究でタコは自分のRNA(リボ核酸)を自身で変化させる能力があることが分かりました。
つまり、種として進化するのではなく、環境に応じて自分で自分を進化させているのです。
さらに、今年の「サイエンス・アラート」誌によると、タコは頭ではなく8本の足でものを考えていることが判明しました。
つまり、海底を歩く時も、脳とは無関係に足同士が信号をやりとりしチームワークで進んでいるのです。
恐るべきタコゲノム!
やはり、タコは宇宙生物なのかも知れませんね。