宇宙のあかちゃん
「宇宙であかちゃんを産んでみませんか?」
そんな計画を立てているのは、オランダのスペースライフ・オリジン社。
プロジェクトに希望した母親は、地上403キロ上空に浮かぶ宇宙ステーションで出産することになります。
もちろん、産婦人科のお医者さんも同行します。
「赤ちゃんにとっては小さな一歩だが、我々人類にとっては大きな一歩となる」
という、何処かで聞いたようなキャッチコピーがウェブサイトには書かれています。
さて、宇宙空間で生まれた赤ちゃんの国籍はどうなるのでしょう?
基本的に、赤ちゃんの国籍は両親と同じです。
しかし、アメリカやオーストラリアのように、他国で生まれた子供には自動的に国籍を与えない国もあります。
アメリカの宇宙船で生まれたらアメリカ国籍ですが、日本の宇宙船でアメリカ人の両親から生まれた子はどうなるのでしょう?
いつか、地球のどこの国にも縛られない宇宙国籍のスターチャイルドが生まれる日が来るかも知れませんね。