空飛ぶ円盤の謎
今ではUFOと呼ぶのが一般的な謎の宇宙船ですが、ぼくが子供の頃は空飛ぶ円盤と呼んでいました。
最初の目撃事件は1947年。
アメリカのケネス・アーノルドさんが自家用飛行機で地上2900mの上空を飛行している時、9つの謎の飛行物体と遭遇しました。
物体は平べったく、
「まるで水面をはねるコーヒー皿のような飛び方をしていた」
と状況を証言。
アーノルドさんは飛行のしかたを説明しただけなのですが、いつの間にか「飛び方」ではなく「形状」がコーヒー皿のようであるかのように話が広がり呼び名も空飛ぶ“円盤”となったのです。
以後、何故か各地で円盤状の飛行物体が目撃され、多くの写真にまで撮られることになります。
「空飛ぶ円盤」写真を見て、アーノルドさんは何を思ったでしょうね。