2千万マイルを渡ってきたイーマ
「地球へ2千万マイル」
子供の頃見たくて見れなかった映画です。
タイトルから、地球を離れた宇宙探険物語かと間違いそうですが、れっきとした地球でのお話。
地球に帰還した金星ロケットに、たまたま乗っていた卵から怪獣が産まれます。
この生物の名前が「イーマ」
イーマちゃんは、小さくて尻尾がありつぶらな瞳をパチクリさせる可愛い生き物。
農家で飼われているうちにどんどん成長し、脱走して人を殺傷、捕獲されて見世物となっても逃げ出し大暴れして、最後には軍隊に射殺されめでたしめでたしという作品。
しかし、逆の立場で考えてみると、罪もない人間の赤ちゃんが何かの間違いでよその惑星に連れて行かれ、そこで成長して「大きくて迷惑だから殺しちゃえ」なんて言われるのと同じこと。
長年の夢が叶いDVDでこの作品を見て複雑な気分になりました。