宇宙マスクでコロナに勝利?!
「宇宙服?」
「いやコロナ対応のマスクです」
群馬大大学院理工学府の藤井雄作教授らが7日、「ウイルスを完璧に遮蔽(しゃへい)できるマスク」を開発しました。
同日開いた記者会見で披露したのは宇宙飛行士のヘルメットのような試作品。
開発したのは、藤井教授のほか橋本誠司、山口誉夫両教授と田北啓洋助教の計4人です。
マスクは樹脂製のフルフェースヘルメット型。
外部のポンプからフィルターを通した空気を送り込み、排気はフィルターで浄化して排出します。
ポンプやバッテリーはバッグに詰めて背負うとのこと。
温度調節機能や、ウイルスを不活化する装置なども用意するそうです。
試作品は、宇宙飛行士用の市販品をベースに加工しました。
「このマスクさえあれば外出自粛もロックダウンも必要ない。
国民の8割が着用すれば、8割が免疫を獲得したのと同じ効果があるんです」
と藤井教授は力説します。
宇宙飛行士のような姿の人たちが、安心して街を行き交う風景が見られるようになる日も近いかも知れません。